JACDP奈良支部「かんしゃくや感情爆発をおさえられない子どもたちへの認知行動療法」
主催・共催
一般社団法人日本臨床発達心理士会 奈良支部
日程とプログラム
2026年3月1日(日)13:00~16:10
講師
松浦直己 氏(三重大学教育学部)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会 1ポイント
会場情報
奈良女子大学
研修要旨
学校現場で起こる子どものかんしゃくや感情爆発は年々増加しており、臨床発達心理士がかかわるケースとしても珍しくありません。子どもの暴力行為に現場は振り回され、「発達障害」や「愛着障害」とみなすことで解決した気になっているかもしれませんが、それは大きな間違いです。彼らの多くは衝動抑制に難しさを抱え、それは環境によって大きく左右されます。そして認知の歪みの影響も受けるのです。本研修では「感情爆発の障害」とそれに関係する「認知の歪み」について詳説し、教室でできる「認知行動療法」の具体的な方法論について講義します。教育現場がすべきことは、子どもの行動を修正し、適切な行動を定着させること、そしてセルフコントロールの力を育てることなのです。本研修が、臨床発達心理士にとって、困っている子どもと教師や保護者の支援として具体的な学びになることを期待します。
参加費
正会員 参加費:500
参加条件
臨床発達心理士有資格者のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体の案内をご覧ください。
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2025-055.html