JACDP大阪・和歌山支部「2025年度事例検討会」
主催・共催
一般社団法人日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2026年1月31日(土)13:30~15:30
講師
米澤好史 氏(和歌山大学)
岸本和子 氏(医療法人西浦会京阪病院)
河崎照 氏(NPO法人関西こども文化協会)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会 0.5ポイント
実施形態(会場情報・参加方法)
大阪教育大学天王寺キャンパス(予定)
研修要旨
支部会員から実践発表者を募り、2人の支部会員から事例発表の応募を得た。SVは支部会員から米澤好史氏に依頼した。発表者1の岸本和子氏からは、職場から精神科受診を勧められて来院した50代の男性の事例を報告を受ける。物忘れが激しく上司から叱られることが多いとのことで各種心理検査を施行し発達に偏りがあるとみなしてる。SVからは記憶の問題の背景や、感情面、意志面などについて検査結果をつきあわせて多角的に検討しておくようにとの助言を得ている。発表者2の河崎照氏からは、発達障がいと愛着障がいの重複が見られる小2男子の事例の報告を受ける。母親からはネグレクト、父親からは体罰の来歴があり、学校では癇癪、泣き、立ち歩き、飛び出し、暴言がある一方、女子への距離感が近い事例である。SVからは家庭支援だけでなく学校へのアドバイスと連携についての助言を受けている。この研修会は非典型的発達の事例を学ぶことができ、発表者が行った発達支援計画、効果とその評価について、SVとともに論議する機会になる。また、発表事例について、事例の支援に必要な知識や技能について論議し学び合う機会となる。
参加費
正会員 参加費:1000
参加条件
臨床発達心理士有資格者のみ参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体の案内をご覧ください。
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2025-045.html