JACDP倫理委員会「臨床発達心理士の実践活動におけるSNS発信のリスクと法的対応」
主催・共催
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 倫理委員会
日程とプログラム
2025年6月29日(日)13:00~16:10
講師
河野 冬樹 氏(法律事務所アルシエン・パートナー弁護士)
ポイント種別・ポイント数
(2)区分研修会・必須B 1ポイント
実施形態(会場情報・参加方法)
Zoomによるライブ配信
研修要旨
本研修では、臨床発達心理士が,子どもの最善の利益を保証し,対象者の人権尊重(3-⑨)のもとに業務を行うために,SNSを利用しての啓発活動や対象児者が巻き込まれたトラブルへの対処について,法的知識や対処について学びます。この問題は,守秘義務と対象者について公表する際のインフォームドコンセント(3-⑩)をめぐる問題であり,臨床発達心理士が考えておくべき問題です。具体的には,日頃の何気ない子どもや発達に困難を抱えた方々の出来事を切り取って情報発信した結果、それがSNS上で誹謗中傷へとつながってしまう事例や、対象児者がSNSによって巻き込まれたトラブルに対処しなければならない場合などを取り上げます。これらの事例を通じて、困っている人から相談を受けた際に臨床発達心理士としてどのような法律知識が求められるのか、また、自らがSNSを通じて情報を発信する際に、どのようなリスクや注意点を把握しなければならないのかを、法律的な観点から学ぶことを目的としています。SNSをめぐる問題が生じた際,他職種との連携(3-⑦),特に法務関係の方との連携が不可欠で,法律家の立場から見るこうした問題について,弁護士の先生をお招きし、実際の事例や対策について詳しく解説していただきます。
参加費
正会員 参加費:3,000円
準会員 参加費:3,000円
非会員(臨床発達心理士)参加費:8,000円
非会員(公認心理師団体会員)参加費:9,000円
参加条件
臨床発達心理士有資格者以外の参加可能
問い合わせ先
詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 倫理委員会
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-157.html