臨床発達心理士|JOCDP(一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構)

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子ども支援を行うフィリピンNGOからの学び:当事者の経験と日本の子ども食堂への示唆

主催・共催

一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部

日程とプログラム

2024年3月17日(日) 13:30~15:15

講師

平井華代 氏(追手門学院大学国際学部 准教授)

ポイント数

0.5ポイント(1.5ポイント)

会場情報

Zoomによるライブ配信

研修要旨

貧困や格差の課題が開発途上国だけでなく先進諸国にとっても深刻な課題となる中、先進国の支援団体が、開発途上国における支援団体の活動実践を参考にし、国内課題の対策に応用する試みが報告されています。これら開発途上国の団体には実績を積んできたゆえの有益な教訓があり、そこから私たちの国内課題への対応策を検討することは合理的な試みです。本研修では、開発学からの視点から、講師がフィールドワークを行ったフィリピンのNGOと日本の子ども食堂を取り上げます。フィリピンの事例では、セブ州のスラムに暮らす子どもの支援活動で実績を積むNGOを事例に、支援を受けて自立に向かう若者へのインタビュー(1-③:発達の多様性、具体性、個別性の理解に関する内容)を元に彼ら・彼女らの変化をとらえ、そこから得られる有効な支援の要因が考察されます。そして、「見えにくい」子どもの貧困(3-⑤:環境,⽣態学的視点に関する内容)を前に、食を通じて親子の地域における社会的包摂を模索する日本の子ども食堂の実践(3-①:⽇常⽣活において困難さを抱える⼈々を⽀援する上で、必要な知識・技能に関する内容)への示唆から、今後の支援への指針を共有します。

参加費

無料

参加条件

臨床発達心理士以外の参加可能

問い合わせ先

詳細は主催団体へお問い合わせください。
一般社団法人 日本臨床発達心理士会 滋賀支部
https://conference.wdc-jp.com/jacdp/seminar/2023-062.html

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