ジェンダー・セクシュアリティの多様性の視点を発達支援に導入する
主催・共催
日本臨床発達心理士会 奈良支部
日程とプログラム
2023年2月18日(土) 13時~16時
12:30 受付開始
13:00 講演
15:50 質疑応答
16:00 終了
【講師】町田 奈緒士 氏
(名古屋大学 ジェンダーダイバーシティセンター 特任助教)
ポイント数
1ポイント
会場情報
奈良女子大学 101教室
住所:奈良市魚屋西町
奈良女子大学へは、近鉄奈良駅(1番出口)から徒歩約5分です。正門よりお入り下さい。
研修要旨
近年、多様性という概念が、学術領域のみならず、ビジネスや政治など、さまざまな文脈において使用されるようになりました。心理学では、特に認知・行動面での発達における多様性については、発達障害を持つ子どもの特性への理解を中心に、研究や実践上の関心が持たれてきました。他方で、ジェンダー・セクシュアリティの多様性については、LGBTという言葉の普及に伴い、社会的関心が向けられつつあるものの、研究や実践活動の蓄積が未だ十分とは言えません。性的少数者はいじめや自死のハイリスク層として知られており、彼らに出会いうる(あるいはもうすでに出会っていたかもしれない)心の発達の専門家として適切な知識を持ち、彼らの体験に想像力を働かせられるようになることは重要な課題と言えます。
本研修では、性の多様性をめぐる基礎知識について学ぶとともに、小グループでの議論を通じ、ジェンダー・セクシュアリティをめぐる多様性の視点をそれぞれの現場にどのように生かすのかについて共に考えていきたいと思います。
参加費
無料
参加条件
【会場参加】
・奈良支部所属の臨床発達心理士有資格者のみ参加可
・当日参加制
【オンライン参加】
・他支部を含め臨床発達心理士有資格者の方は参加可
・事前申込制
申込方法・申込期間
【会場参加】
当日会場へお越しください。
【オンライン参加】
申し込み方法などは奈良支部のホームページにてお伝えします。開催間際の連絡になりますので、参加ご予定の会員の方は必ず奈良支部ホームページをご確認ください。(オンライン開催は事前申し込みが必要になります)