臨床発達心理士|JOCDP(一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構)

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【WEB研修会】身体に不自由さのある人たちの主体性を育む支援 ―当事者と家族を支える視点づくりを中心に

主催・共催

日本臨床発達心理士会 滋賀支部
追手門学院大学心理学部/大学院心理学研究科

日程とプログラム

2022年3月5日(土) 13時30分~16時30分

13:00〜13:30 受付

13:30〜14:00 プレトーク:船橋篤彦氏

14:00〜15:00 講演:高塩純一氏

15:00〜16:30 パネルディスカッション
進  行:船橋篤彦氏
話題提供:濱田 知加氏、篠原 勇氏、西島 和秀氏
コメント:高塩 純一氏

16:30〜16:40 合い言葉の記入等

【講師】
船橋 篤彦氏(広島大学大学院人間社会科学研究科)
高塩 純一氏(びわこ学園医療福祉センター草津、理学療法士)
濱田 知加氏(保護者、保健師)
篠原 勇氏(京都府立与謝の海支援学校、教諭)
西島 和秀氏(医療福祉センター聖ヨゼフ園、作業療法士)

ポイント数

1ポイント

研修要旨

脳性まひ等に起因する運動障害は、異常な(間違った)身体の動き方という見方で片付けられる問題ではありません。別の言い方をすれば、障害のない人たちの動き方を「正しいもの」、障害のある人たちの動き方を「間違ったもの」と理解することは望ましくないということです。運動障害のある人たちの見せる振る舞いは、生活環境(生活世界)と身体の状態によって作り出される合理的な動き方(最適解)と捉える必要があります。この動きは、その人なりの仕方で行っていることであり、決して「間違い」ではありません。しかし、ある時点では、最適と思われることであっても、それを続けていくことで生じる問題もあります。支援者には、運動障害のある人たちの「今の動き」を否定することなく、より安全で効率的で成功するやり方を一緒に考えることが求められます。また、運動障害があることで、本来であれば、乳児期段階から経験できるはずのこと(例えば移動経験)が不足し、そのことが心の発達に及ぼす影響も考えなければなりません。上記のことから、支援者の仕事は、身体への働きかけを行う一方、環境デザインを行うことで本人が自らの意志でできることを増やす支援が重要となります。今世紀に入り、リハビリテーションの考え方は大きく変化してきています。なかでも、テクノロジーの進歩により発達早期から世界を探検する電動移動機器の有効性に関する報告が増えています。本セミナーでは、障害のある人たちが社会参加を行なう上で重要と考えられる「主体性」や「自己の有能性」を育むためにKids Loco Projectが行ってきたこれまでの取り組みをご紹介するとともに、ご参加の皆様とディスカッションする機会になればと考えています。

参加条件

・臨床発達心理士の資格をお持ちでない方も参加可
・事前申込制

申込方法・申込期間

■参加方法  事前参加登録制:Google Forms
https://forms.gle/uZp15XjAFLqamtvg6
にアクセスして所定のフォームにてご登録ください。
※登録受付は先着順とし、定員になり次第締め切ります。予定人数の上限を超えた場合は申し込み期限内でも受付を終了します。
※参加登録者には、3月2日(水)に会場URLをお知らせいたします。3月2日(水)になっても、会場URLをお知らせするメールが届かない場合等は、下記問い合わせ先にご連絡ください。3月4日(金)18時までのご連絡のない場合、以後の対応はできませんので、あらかじめご了承ください。

■申込期間  2022年2月14日(月) 8時~2月28日(月) 20時

■参 加 費   無料

諸注意

■オンライン画面上のセルフビューの「名前」は、通常使用される漢字・かな表記の氏名(姓と名)で表示してください。
■研修会の録音・録画・撮影を禁止いたします。
■参加登録者宛に送付される会場URL、ミーティングID、パスコード、資料等の流布を禁止いたします。
■個人が特定されうる全ての情報の取り扱いにご注意をお願いいたします。

問い合わせ先

info@jacdp-shiga.link

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