【WEB研修会】青少年の自傷・自殺と薬物乱用・依存
主催・共催
日本臨床発達心理士会 兵庫支部
日程とプログラム
2022年2月13日(日) 13時30分~16時30分
前日 研修参加有資格者にZoomミーティングのURLを配信
13:00 受付開始
13:15~13:30 オンライン研修に係る説明
合言葉1を明示
13:30~16:30 講演 3.0時間(松本 俊彦 先生)
途中休憩時に合言葉2を明示
16:30 合言葉3を明示、研修会終了
3つの合言葉をGoogleフォームから提出を求めて出席確認
17:00 出席確認締切り
【講師】松本 俊彦 先生(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所薬物依存研究部 部長/同センター病院薬物依存症センター センター長)
会場情報
1ポイント
研修要旨
自傷行為は、通常、不快感情を緩和するために行われ、その意味では、「死ぬこと」を目的とする自殺とは峻別されるべき行動である。しかし他方で、それは「生き延びるために」繰り返されながらも逆説的に死をたぐり寄せるという意味で、長期的には自殺の危険因子でもある。実際、十代における自傷行為の経験は、長期的には自殺リスクを数百倍にまで高めるという報告がある。また、自傷行為は薬物乱用・依存との併存率が高く、併存とによってさらに自殺リスクが高まることも明らかにされている。近年、児童・生徒の自殺者数が一貫して増加傾向にあり、また、薬物依存症臨床の現場では、青少年の市販薬乱用が増加していることを考えれば、自傷行為に対する正しい理解と適切な対応はますます重要となっている。
自傷行為は、臨床発達心理士にとっても、実践する場を問わず遭遇しうる事例であると同時に、極めて慎重な対応が求められるものである。そこで今回の研修会では、自傷と自殺、薬物乱用・依存を取り上げ、その基本的な理解やCOVID-19による影響について論じていただくとともに、これらの予防・啓発のあり方についてもご講義いただくことで、臨床発達心理士としての力量向上に資するものである。
参加条件
・兵庫支部所属の臨床発達心理士有資格者のみ
・事前申込制
申込方法・申込期間
SOLTIを経由して学会費納入済みの支部会員にメールで開催の事前連絡を行い、当日の朝にZoomミーティングURLを配信する。
諸注意
- 研修に先立ちオンライン参加に関する注意事項と出席確認の方法を説明する時間を設け、①研修開始時、②研修中盤、③研修終了時、の3回「合言葉」を明示し、そのすべてを研修終了後30分以外にGoogleフォームに送信することで出席を確認する。
- 3つの合言葉の送信のあった参加者に対してポイントを付与する。
- 接続テストおよびオンデマンド配信は実施しない。