【WEB研修会】言語発達における認知的基盤と養育者の働きかけ
主催・共催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部
日程とプログラム
2021年10月31日(日) 13時~16時
12:30 受付開始:オンライン受付
13:00 司会進行による講師紹介と趣旨説明
13:05~14:30 講演前半
14:30~14:40 休憩
14:40~16:10 講演後半
【講師】小椋たみ子 氏(大阪総合保育大学大学院 教授)
ポイント数
1ポイント
研修要旨
大阪・和歌山支部は、2021年度第2回資格更新研修会を開催します。子どもの言語発達の過程や基盤となる能力とその発達の養育者要因に関する国内外の最新の知見を解説いただきます。
言語は、コミュニケーションの手段、思考の手段、行動をコントロールする手段、自己表現の手段、「私が私である」という自我の形成に中心的な役割を果たし、人間にとり不可欠な能力です。
人間は生得的に言語能力を付与されていることは確かですが,養育者の働きかけがないと言語は発達しません。米国の研究では、環境により(米国の高所得者層と低所得者層)、誕生から3歳までの言語入力が3000万語の格差があり、その後の言語・読書能力、数能力や社会性の発達の差を引き起こすことも報告されています。
本研修では、言語獲得の基盤となる能力(音声知覚、社会的認知(コミュニケーション)能力、事物についての認知能力)、初期言語発達過程の概観 (語彙の獲得、文法発達)、養育者の言語入力と子どもの言語発達について概説します。
言語発達が遅れた子どもの支援には、言語発達過程、言語獲得を支える基盤となる能力を理解しておくことが必須です。私の研究を含めた国内外の研究から初期言語発達過程とその基盤となる能力、養育者の言語入力の重要性についてお話しいたします。
参加費
無料
参加条件
①日本臨床発達心理士会会員資格を有する者で10/31までに今年度年会費を支払っている者。
②大阪・和歌山支部会員を優先し、定員に満たない場合に他支部会員の参加を可能とします。
③Zoomによる視聴参加が可能であること。
※事前申込制
申込方法・申込期間
受付期間:2021年10月10日~2021年10月23日24時
※但し、定員に達ししだい締め切ります。
①所属支部に関わらず、下記URLより申込フォームに記入の上、送信してください。(申込手続きは申込フォーム上に説明があります)
②大阪・和歌山支部会員は締切までに先着順で受け付けます。
③他支部会員は締切後に定員に満たない場合にのみ先着順で参加の可否をお知らせします。
https://docs.google.com/forms/d/e/ 1FAIpQLSc3WnSCjRKGjXFEO08tgVP8TDFZgcVRnpYjrWO73TAhmQJkzw /viewform?usp=sf_link