非常時における心理的支援の実際 〜原則と個の生涯発達に寄り添う臨床的視点〜
主催・共催
日本臨床発達心理士会 長野支部
日程とプログラム
2021年5月23日(日) 13時30分~16時45分
13:00 受付開始
13:20~14:50 講義1「非常時における心理的応急処置(PFA:Psychological First Aid)の実際」
14:50~15:10 休憩
15:10~16:10 講義2「生涯発達における『非常』の臨床的意味」
16:10~16:40 質疑とまとめ
【講師】
北澤夕紀子(長野県こころの医療センター駒ヶ根 臨床心理技師)
武田 達也(なごみの森こころのクリニック)
ポイント数
1ポイント
会場情報
松本市勤労者福祉センター 2-1会議室
(COVID19感染状況によってweb研修に切替も想定)
長野県松本市中央4丁目7番26号
http://cdp-nagano.jimdo.com/
研修要旨
災害はいつどんなかたちで起こるか予測しきれない部分が多く、この「非常時」の心理的負荷が個人に及ぼす影響は、時には深刻なものになる。重症化の予防には早い段階での適切な関わりが必要であり、そのための支援としてサイコロジカル・ファーストエイドがある。前半の講義では、これを学ぶことで、実践的な初期対応の原則とノウハウを学ぶ。
「非常」は災害や事件・事故が起こらなくても、実は、いじめ、差別、ハラスメント、暴力、誹謗中傷、犯罪被害などのかたちで、私たちの日々の支援対象である人たちの身の上には起こっていることが多い。その意味では、このPFAを学ぶことは、日常の支援の質を上げるためにも有効である。
一方、「非常時」における心理的支援の個人的ニーズには程度と質の違いがある。後半の講義では、その違いの背景にあるものについて、生涯発達の視点から理解し、臨床発達心理士としての専門性の向上につなげたい。
参加費
会員500円
参加条件
・臨床発達心理士の資格をお持ちの方のみ
・事前申込制
申込方法・申込期間
申込受付期間:4月15日~5月20日
申込方法:長野支部ホームページ「研修申込フォーム」より
コロナ禍の開催のため、連絡がとれるメールアドレスでの申込をお願いします。当日参加にあたってはマスクの着用で、健康チェックの状況によっては参加をお断りする場合もあります。また、定員が限られているため長野支部会員の参加を優先します。ご承知おきください。