※中止※児童虐待への関わり方改革 〜心理職だからできること〜
主催・共催
日本臨床発達心理士会 兵庫支部
日程とプログラム
2020年5月9日(土)
12:50 総会受付開始
13:15~13:45 総会
13:20 研修会のみ参加する会員の受付開始
13:50~16:50 講演 3.0時間
16:50 研修会修了
【講師】
毎原 敏郎 氏(兵庫県立尼崎総合医療センター小児科)
ポイント数
1ポイント
会場情報
ラッセホール・サンフラワー
【住所】
神戸市中央区中山手通4丁目10-8
【アクセス方法】
JR元町駅・阪神元町駅から徒歩10分
市営地下鉄県庁前駅から徒歩5分
阪急三宮駅から徒歩15分
会場URL:https://www.lassehall.com/
研修要旨
児童虐待の事件は連日のようにマスコミで報道され、「目黒女児虐待事件」、「野田小4女児虐待事件」によって広く世間に注目されるようになった。子どもを救うことができなかった裏には、関係機関のアセスメント不足や連携体制の不備に加えて、養育者の孤立、DVという支配-被支配関係、体罰の容認などの問題があることも示唆された。一方で日常診療の中では、児童虐待かどうかの判断や通告の要否について迷うことも少なくない。また発達障害のように見えても、児童虐待との関連が疑われる子どもを診る場合もある。このような中で私たちが果たすことのできる役割は何だろうか。児童虐待に適切に対応するためには多機関連携が必要となるが、その際にはまず「子どもの利益が最優先」という認識の共有が重要である。その上で、虐待の通告・通報や医学的・心理的診断だけではなく、虐待の予防や子ども・家族の支援という視点から関わることは、心理職としてのスタンスを変えることになるだろう。以上のような観点から、本研修では、心理職だからできる児童虐待への関わり方についての示唆を示すとともに、その改革に向けた提言を試みたい。
参加費
0円(兵庫支部会員以外は500円)
参加条件
臨床発達心理士の資格をお持ちの方のみ参加可能。
当日会場へお越しください。