【WEB研修会】アタッチメント研究の最前線
講師
近藤 清美 氏(帝京大学心理学部)
開催案内
こちらをご覧ください。
主催
日本臨床発達心理士会
研修委員会 基礎研修小委員会
日程とプログラム
【日程】
2020年10月4日(日)13時~16時(入室は12時半から)
【プログラム】
上記「開催案内」にてご確認ください。
研修要旨
Bowlbyが、非行少年の研究から母性的養育の重要性を指摘して以来、約70年が経過した。アタッチメント研究は、乳児の母子関係の記述的研究から、ストレンジ・シチュエーション法の開発により飛躍的な発展を遂げ、1980年代には成人のアタッチメント表象や関係性の研究へと発展した。さらに、近年では、アタッチメント研究の知見は臨床に応用され、アタッチメント理論に基づくさまざまなプログラムが開発されている。その一方で、近年のアタッチメント研究の特徴は、アタッチメント形成のもととなる生物学的過程への興味であり、神経生理学的研究が盛んに行われている。
本研修会では、いまだに誤解の多いアタッチメント理論について明確にするとともに、これまでの70年のアタッチメント研究の歴史を振り返る。その後、近年のアタッチメント研究で盛んになっている神経生理学的研究の成果を概観し、さまざまに提出されている知見が臨床的にどのように使われているのかを見ていく。とりわけ、虐待や不適切な養育を受けた子どもへの影響であったり、そういう生育歴のある親の子育ての問題について言及する。その際、研究成果を臨床に応用する可能性と限界や問題点について明らかにする。
ポイント数
3時間参加で1ポイント
参加費
3,500円
申込方法・申込期間
オンライン参加登録期間:2020年8月19日(水)~2020年9月3日(木)
抽選結果配信・参加費支払方法通知:2020年9月4日(金)以降
参加連絡通知配信:2020年9月下旬
申込方法:研修会オンライン参加登録システムよりお申込みください。
諸注意
■お申込み前に必ず上記「開催案内」をご確認ください。
■オンライン参加登録後にキャンセルを希望する場合は、 申込期間内に事務局までご連絡ください。
申込期間終了後のキャンセルはお受けできません。