発達障害がある人の自己理解―就労にむけて
主催・共催
日本臨床発達心理士会 奈良支部
日程とプログラム
2019年5月18日(土)
13:00 受付開始
13:30 資格更新研修
16:30 終了
【講師】向後礼子氏(近畿大学教職教育部教授)
ポイント数
1ポイント
会場情報
奈良女子大学 N201室
(住所:奈良市北魚屋東町)
研修要旨
発達障がいのある青年が、いつ、どのように自分の“障がい”と向き合うのか、は大きな課題である。子ども時代から感じていた違和感や苦手について、ある日、突然、それは障がいであり、支援の対象となると伝えられたとき、どのような気持ち、考えが浮かぶのだろうか。昨日までの自分と今日の自分の間に差がないにもかかわらず、障がいという言葉と向き合うことになる。もちろん、感じ方も考え方も人によって異なるであろうが……。
現在の日本では、障害者雇用率制度を採用しているため、就職に際して、あるいは働き始めてから障がいの診断を受ける発達障がい者は少なくない。そこで、就職活動(就労)と障がい理解(自己理解)について改めて考えて見たい。
現在の複雑で多様な臨床事案に対応するために、臨床発達心理士も日々研鑽を積む必要がある。今回の講習では前回の「高校を卒業するまでに身につけておいてほしいこと」をふまえ、青年期における発達障がい者の就職と自己理解に重点をおいて研修したいと考えます。
参加費
500円
参加条件
臨床発達心理士の資格をお持ちの方のみ参加可能。
当日会場へお越しください。