精神科医療と発達支援の現場を架橋する~発達障害を中心に~
主催・共催
日本臨床発達心理士会 群馬支部
日程とプログラム
2019年5月11日(土)
12:30~ 受付開始(支部総会受付を兼ねる)
13;30~15:00 基調講演:成田秀幸氏
15;00~16:00 指定討論:石川京子氏・亀田良一氏
16;00~16:30 全体討論(司会:竹渕香織氏)
【講師】
成田秀幸氏(独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園)
石川京子氏(NPO法人リンケージ)
亀田良一氏
ポイント数
1ポイント
会場情報
NKファイナンシャル・プランニングサービス 会議室
〒371-0843群馬県高崎市矢中町617-1 合同会計研修センター
【アクセス】JR高崎駅よりタクシーまたはバス
バスの場合、高崎駅東口発 ぐるりん群馬の森線(系統番号10)で、「アピタ高崎店前」下車が便利です。
研修要旨
精神科医療の分野では発達障害に関する診断基準が変更されてきている。治療や支援の積み重ねから、状態像の明確化や枠組みがより適切なものになってきているともいえる。しかし、医学的に有効な治療方法は確立されておらず、個々の臨床場面での支援を模索しているのが現状である。その意味では、医療分野と発達支援の現場との連携・協同は今後ますます重要になると考えられる。公認心理師の誕生により、医療と心理の連携の必要性も叫ばれている。
このような現状を踏まえ、臨床発達心理士として医療との連携について考えることは大切な視点の1つだといえる。今回の研修会では、心理職として医療分野とどのような連携が必要なのか、可能なのかについて議論したいと考えた。まず、精神科医として精力的に医療現場で活躍すると同時に群馬支部会員でもある成田氏より、発達障害を中心にした医療の現状と心理職としての役割・課題等について基調講演をいただく。それを受けて、NPO法人として群馬県内で広い世代にわたって発達支援・就労支援に携わっておられる石川氏から福祉領域の立場から、長く小学校の特別支援教育を中心に療育・教育に携わってきた亀田氏から学校現場の立場から、それぞれ指定討論をいただく。三氏の議論を受け、参加者で活発な議論を行いたい。
参加費
500円
参加条件
臨床発達心理士のみ。当日会場へお越しください。