描画テストを活用したアセスメントとその解釈 ~HTPPを中心に~
主催・共催
日本臨床発達心理士会 中国・四国支部
日程とプログラム
2019年2月3日(日)
12:30~13:00 受付開始
13:00~16:00 講演
【講師】高橋依子氏(大阪樟蔭女子大学)
ポイント数
1ポイント
会場情報
高知市勤労者交流館 第2研修室
(〒780-0802 高知市丸池町1番1-14)
◆高知市勤労者交流館ホームページはこちら
研修要旨
カウンセリングにおけるクライアントの実態や状況を把握する際、主訴に応じて様々な心理検査やテストが実施されますが、その中でも描画テストは、クライアントの人格や心理状態を把握するために行われる投影法の一つです。描かれた絵や絵を描いているときの様子を通して、クライアントの内面にふれながら、言葉ではうまく表現できない心の動きや人格構造、発達状況、家族関係等を推測することができます。また、言語能力に依存しないため、言葉が未発達な子どもや言語によるコミュニケーションが難しいクライアントにも実施できるという特徴があります。
そこで本研修会では、描画テストの一つであるHTPPテストを取り上げ、この研究の第一人者である大阪樟蔭女子大学教授の高橋依子先生を講師にお招きし、HTPP(「家→樹木→人物→その人物の反対の性別の人物」を順番に描く)テストのアセスメントと解釈の仕方について、会員の皆様と一緒に学びを深めていきます。
本研修を通して、描画法(HTPPテスト)についての理解を深めるとともに、臨床発達心理士としてのアセスメント領域の幅を広げ、多様なクライアントに対して、適切な支援が行えるようになることをねらいとしております。
参加費
500円
参加条件
臨床発達心理士の方。
事前申込はありませんので、当日会場までお越しください。