臨床発達心理士|JOCDP(一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構)

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臨床発達心理士のアセスメントと支援の実際(事例報告)

主催・共催

日本臨床発達心理士会 北海道支部

日程とプログラム

2019年2月16日(土) 13:15受付開始

13:30~15:00
「集団及び家庭生活に課題のある児童とその関係者に対する、通級指導教室の支援事例」
講師:千葉道代氏(札幌市立前田小学校)

15:00~16:30
「無発話自閉症児に対する言語行動の形成-模倣行動の漸次的接近を用いた指導-」
講師:河内哲也氏(北海道社会福祉事業団 太陽の園)

ポイント数

1ポイント

会場情報

札幌市生涯学習総合センター ちえりあ
2階 中研修室2

住所:札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10
アクセス:地下鉄 東西線「宮の沢」駅下車、地下直結通路 徒歩約5分

研修要旨

適切な支援をするためには、多面的にアセスメントをして、必要な支援を明確にすることが重要です。また、支援計画に基づいて支援をし、評価、検証を繰り返すことも大切な作業です。今回は、事例発表を受けて、参加者間で議論することによって、臨床発達心理士としてのアセスメントと支援の技術向上を図ります。

・事例発表1:「集団及び家庭生活に課題のある児童とその関係者に対する、通級指導教室の支援事例」千葉道代(札幌市立前田小学校)
集団生活や一斉授業への参加に困難を示す、小学校中学年通常学級在籍児童に対し、対象児の発達の特性について、担任・校内支援委員会・医療・福祉・相談機関等と連携して見極めながら、通級指導教室において、主に行動面の課題を中心に、発達支援を行っている。対象児にかかわる関係機関と連携し、本児への接し方に困り感の強い保護者への支援を並行して行っている。その経過についても併せて紹介させていただきたい。

・事例発表2:「無発話自閉症児に対する言語行動の形成-模倣行動の漸次的接近を用いた指導-」河内哲也(北海道社会福祉事業団 太陽の園)
本事例は、無発話の自閉スペクトラム症男児に対して、実用的コミュニケーション手段の拡大に向けて、模倣行動の漸次的接近を用いた言語行動の形成を試みた。介入では、始めに単一的な動作模倣を形成した後、複数の動作模倣、口形模倣、音声模倣、単語模倣の順に、動作模倣を単語模倣へ漸次的に接近させた。また、家庭でも保護者が指導と同様の模倣を促した。指導の結果、円滑に言語行動を形成でき、また形成後も言語行動が維持された。

参加費

500円

参加条件

臨床発達心理士のみ参加可。
当日会場へお越しください。

問い合わせ先

cdp.hokkaido@gmail.com

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