臨床発達心理士|JOCDP(一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構)

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自己制御能力・実行機能の発達と支援

主催・共催

日本臨床発達心理士会  兵庫支部

日程とプログラム

2019年11月30日(土)
13:00 受付開始
13:30 講演
16:30 講義終了

【講師】
松村 京子氏(佛教大学)

ポイント数

1ポイント

会場情報

神戸市教育会館・大ホール
【住所】
神戸市中央区中山手通4丁目10-5
【アクセス方法】
JR元町駅・阪神元町駅から徒歩10分
市営地下鉄県庁前駅から徒歩5分
阪急三宮駅から徒歩15分

研修要旨

近年,実行機能と呼ばれる能力が注目されています。実行機能は抑制,注意の切り替え,ワーキングメモリの要素から成り,自己制御能力に関わります。これらの能力が高い子どもは対人関係や学業成績が良く、肥満や飲酒喫煙に抑制がかけられることが知られています。これらの能力が低い子どもは外在化問題行動を予測するという報告も見られます。一方,自閉症スペクトラム児やADHD児はこの能力が劣ることが分かっています。
実行機能は大脳皮質の前頭前野が関与しており,幼児期からゆっくりと長期にわたって発達します。感覚機能や運動機能に関与する脳部位と比べればはるかに長い感受期をもっているといえます。このような特性から北米を中心として,様々な教育プログラムが行われています。我が国においても,本研修の講師である松村京子先生を中心とした研究グループが実行機能の向上を意図したSocial Thinking & Academic Readiness Training (START)プログラム((株)医学映像教育センター)を開発し、介入研究が行われてきました。
本研修では,実行機能・自己制御能力の発達とその支援について学び,その知見を活かした実践活動に取り組むための知識とスキルの向上を目指します。

参加費

0円(兵庫支部会員以外は資料代500円)

参加条件

臨床発達心理士の資格をお持ちの方のみ参加可能。
当日会場へお越しください。

問い合わせ先

hyogo@jacdp-kansai.org

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