第4回佐賀地区事例検討会
主催・共催
日本臨床発達心理士会 九州・沖縄支部
日程とプログラム
2019年1月27日(日)
12:30~13:00 受付
13:00~ 開会・連絡事項
13:00~14:00 ケース1と協議
14:00~15:00 ケース2と協議
15:00~16:00 総評と助言
【講師】
大元誠 氏(佐賀大学)
早川志麻 氏(佐賀県立金立特別支援学校)
服巻智子 氏(心と発達の相談支援another planet / 大阪大学連合大学院)
ポイント数
1ポイント
会場情報
佐賀大学教育学部2号館 社会科教室
住所:〒840-8502 佐賀市本庄町1
http://www.saga-u.ac.jp/gaiyo1/campusmap/
研修要旨
特別支援教育の現場では、発達の問題を抱える子ども達の教育・指導において就学前施設(幼保を含む)や学校・教育委員会からの巡回相談やコンサルテーションの依頼が激増している。そこで今回の事例検討会では、コンサルテーションにおける集団指導と個別の教育支援計画の両面から事例検討を行い、大元誠佐賀大学教授より発達論的視点からの助言をいただく。
{ケース1}児童発達支援機関の自閉スペクトラム症(ASD)4歳児グループ4人のお集まり時の着席行動の指導についてコンサルテーション依頼を受けたケース。4人の問題行動と標的行動の操作的定義をしてアセスメントをし、応用行動分析アプローチを用いた指導計画を立案し、児発のスタッフのトレーニングを提供したうえで、多層ベースライン指導計画による綿密な指導計画を実施した。本研修会での事例提供について、児発管理者および全保護者からの同意を得ている。
{ケース2}知的障害と脳性麻痺を併せ持つ小3女児のケース検討を通して事例の取り組み方やコンサルテーションについて研修する。参加者を小グループに分け、本事例の情報を提供し、発達論的視点からの情報の読み方、足りない情報の洗い出し、指導目標の設定へのロードマップと指導目標の妥当性検討、指導計画の立て方と担任への助言の仕方、倫理的配慮等についてコンサルテーションを担当する立場から必要な事例への取り組み方等をグループ討議し、全体発表を経て総評と助言を頂く。本ケースはリアルケースであり、学校及び担任、保護者から本研修会で事例提供することの同意を得ている。
参加費
2,000円
参加条件
事前申込制。九州・沖縄支部会員のみ参加可能。
申込方法・申込期間
申込期間:2018年12月20日~2019年1月10日
会場担当者へのメール <mid_kiyohara_kgs@yahoo.co.jp> にて申込をしてください。件名を「第4回佐賀地区事例検討会参加申込」としてください。定員を上回る場合は佐賀地区の会員を優先し、それでも上回る場合は抽選とします。
諸注意
当日受付時に個人情報保護について誓約書に署名が必要です。