臨床発達心理士|JOCDP(一般社団法人臨床発達心理士認定運営機構)

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ソーシャルインクルージョン時代の「社会的排除」

主催・共催

日本臨床発達心理士会 新潟支部

日程とプログラム

2018年3月10日(土)
10:00~12:00 社会的排除と累犯障害者〔舩山健二〕
13:00~15:00 社会的排除と貧困問題〔田中秀和〕

ポイント数

1ポイント

会場情報

新潟青陵大学 1号館1204講義室
【住所】〒951-8121新潟市中央区水道町1-5939
【アクセス】新潟駅万代口バスターミナルからバスで新潟青陵大学前下車

研修要旨

本邦においては障害者権利条約へ署名の後、障害者の権利に関わる国内法の整備が行われ、平成28年4月の障害者差別解消法の施行に至った。これら一連の流れで重要なことは、共生社会の実現に向け、我々一人一人がどのような意識改革を行うかというところにある。

そうした中、学校教育の中ではインクルーシブ教育システムの推進が言われている。しかしながら、必ずしも、これがソーシャルインクルージョンへは繋がっていないのではないかと言う懸念もある。文部科学省から毎年出ている、特別支援学校、特別支援学級、通級指導教室の在籍児童数は少子化にも関わらず、年々上昇している。これが障害の発見体制の充実、支援の拡充によるものなのかは疑問の余地がある。また貧困の問題と発達障害等との関係、さらには累犯障害者の問題などが、社会的排除の問題についても議論されている。こうした背景を踏まえ、今一度、ソーシャルインクルージョンの本質とは何かを再検討すべきであろう。

そのためには、inclusionとexclusionの双方への眼差しがしっかりと向けられた中で、議論が進められなければならないのではないかと考えている。

そこで本研修会では、累犯障害者から見る社会的排除の問題、貧困問題から見る社会的排除の問題について学ぶ。

申込方法・申込期間

参加申し込みはメールにて受付いたします。
2018年1月19日(金)~2018年3月2日(金)

問い合わせ先

niigatacdp@yahoo.co.jp

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