知的・発達障害のある人たちの虐待・事件から臨床発達心理士としての危機支援アプローチを考える
主催
日本臨床発達心理士会 危機支援委員会
日程とプログラム
【日程】
2018年1月6日(土)
【プログラム】
9:10~ 9:30 受付
9:30~ 9:40 研修会の趣旨 深井敏行(志村学園)
9:40~11:10 知的障害のある人の虐待・事件から考える危機支援アプローチ
―「津久井やまゆり園事件から考える危機支援―なぜ起こったか、何が必要か」
―「津久井やまゆり園再生基本構想の経過と本人の『意思決定支援』の実践」
堀江まゆみ(白梅学園大学/神奈川県障害者施策審議会会長・津久井やまゆり園再生基本構想策定部会部会長)
11:20~12:20 ワークショップ
「『事件』および『意思決定支援』から臨床発達心理士としての役割を考える
12:20~13:20 休憩
13:20~14:20 「裁判と臨床発達心理士」から考える危機支援アプローチ
―触法行為を犯した知的・発達障害のある人たちの裁判と更生支援計画の役割
―幼児わいせつ事件の裁判において更生支援計画が果たした役割
―臨床発達心理士が情状証人として出廷した事例を通して
山田恵太(アリエ法律事務所 弁護士)
中田雅久(多摩の森総合法律事務所 弁護士)
14:30~15:10 更生支援計画および更生支援コーディネーターの役割と期待
―BPSモデルアセスメントと更生支援計画の作成の仕方
―更生支援コーディネーターと臨床発達心理士の関連と実践
及川博文(PandA社会福祉士事務所、社会福祉士、精神保健福祉士)
15:10~16:20 ワークショップ
「事例アセスメントと更生支援計画の作成」
―BPSアセスメントを行い、更生支援計画を作成してみる(演習)
堀江まゆみ(白梅学園大学)
16:20~16:30 事務連絡
ポイント数
6時間参加で2ポイント取得可能
会場情報
新宿NSビル NS会議室 3-H会場
住所 〒163-0813 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号
[アクセス案内]
新宿駅「南口・西口」より徒歩7分
西武新宿駅より徒歩約15分
都庁前駅A3出口より徒歩約3分
研修要旨
近年では、知的障害や発達障害のある人の虐待・事件・触法に関して社会的関心が高く、学校教育および地域生活支援において、専門性のある対応方法の構築が求められています。
臨床発達心理士はこうした障害のある人のトラブル予防や被害・加害事態に対応する発達アセスメントや教育的治療的アプローチの専門スタッフとしてまさに期待されているところでもあります。
本研修では、臨床発達心理士の専門性をさらに深めるとともに、今後必要とされる司法手続きの知識(警察、検察、裁判での扱いなど)や連携方法について学びを深めることを目指しています。
参加費
8,000円
申込方法・申込期間
申込期間:2017年11月16日(木)~2017年11月30日(木)
申込方法:送付される「日本臨床発達心理士会主催・資格更新研修会(全国研修会)のお知らせ」をご覧ください。
諸注意
日本臨床発達心理士会の2017年度および以前の会費が未納の方は、研修会に参加いただけません。申込前に「会員情報管理システム」で確認してください。