基礎研修会(大阪):臨床発達心理士としての基礎
主催・共催
日本臨床発達心理士会 研修委員会
日程とプログラム
2017年10月15日(日)9時30分~16時35分
9:00~ 9:30 受付
9:30~ 9:35 挨拶(コーディネーター)
9:35~12:35 臨床発達心理士の職業倫理 星 茂行氏(葛飾区教育委員会)
12:35~13:30 休憩
13:30~16:30 認知機能の定型発達と非定型発達 子安増生氏(甲南大学文学部)
16:30~16:35 諸連絡・アンケート記入
ポイント数
6時間参加で2ポイント取得可能
会場情報
大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館ホール
住所 〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88
[アクセス案内]
JR天王寺駅、地下鉄天王寺駅、近鉄大阪阿部野橋駅下車 徒歩約10分
JR寺田町駅下車 徒歩5分
会場キャンパスマップ:http://osaka-kyoiku.ac.jp/campus_map.html
研修要旨
本研修会では、主として臨床発達心理士の資格を取得して間もない会員の方に向けて、臨床発達心理士としての倫理と臨床発達心理学の基礎の理解を促すためのテーマを設定しました。特に新規に資格を取得された会員の方には受講をお勧めいたします。 「臨床発達心理士の職業倫理 ~倫理の基本、心理士の成長と倫理について~」 臨床場面で、貴方は不安になった事は無いだろうか?臨床発達心理士会の倫理相談委員会には、様々な相談が寄せられている。 「自分の関わりが心理士として適切なのか?」 「学校の先生にどのように情報伝えたら良いのだろうか?」 「職場の先輩から強く指導を受けた、パワハラに値するのでは?」等、多方面に及んでいる。 専門職には、職の専門性があり、倫理規定や倫理要綱に、その職の役割や使命が規定されている。今回、臨床発達心理士の倫理綱領から、臨床発達心理士の専門性について考えたい。また、様々な対人関係職種の倫理綱領から共通する視点を提示する。さらに、今回ワークショップを通じ「エシカルリーダーシップ」を身につけた、倫理的臨床発達心理士になれる事を期待したい。 「認知機能の定型発達と非定型発達」 今日の発達心理学は、乳幼児、児童、青年だけでなく、成人から高齢者までをも含む生涯発達(lifespan development)の心理学であり、定型発達だけでなく非定型発達をも含み、その守備範囲は大変幅広い。定型発達のプロセスの理解は、非定型発達の特徴の理解につながり、そのことは定型発達の多様性の理解をも深めていく。「心の理論」研究を軸に、少年事件をも参照しながら、このことを検討する。
参加費
7,000円
申込方法・申込期間
申込期間:2017年9月6日(水)~2017年9月20日(水)
申込方法:送付される「日本臨床発達心理士会主催・資格更新研修会(全国研修会)のお知らせ」をご覧ください。
諸注意
日本臨床発達心理士会の2017年度および以前の会費が未納の方は、研修会に参加いただけません。申込前に「会員情報管理システム