発達心理学的視点に立ったWISC-Ⅳの活用と支援
日程とプログラム
2017年3月12日(日)9:30~16:30
(受付開始 9:10)
午前の部 9:30〜12:40
①WISC-Ⅳの概要、歴史的経緯と理論的背景
②解釈と支援を結びつける ―合成得点を中心に―1言語理解、知覚推理
午後の部 13:30〜16:30
③解釈と支援を結びつける ―合成得点を中心に―2 ワーキングメモリー、処理速度(若干の演習を含む)
④自閉スペクトラム症(ASD)におけるWISC-IVの解釈と支援
※今回は、WISC-Ⅳの検査結果の解釈が中心です。検査器具の使い方等には触れません。事前にWISC-Ⅳの操作や検査結果の記入の仕方など基本的な学習をした上で参加すると理解が深まりますので、よろしくお願いします。
※午後は、午前の内容をもとに午前の続きとして話が進みます。午後からの参加では、内容理解が難しくなると思われますので、午前と午後を通して参加されることを望みます。
申込締切
2017年3月4日(土)
*定員が140名のため、申し込み順で受け付けます。定員を超えた場合はお断りさせていただく場合があります。事前申し込みをお勧めします。
研修会会場
コンセーレ大ホールA
〒320-0066 宇都宮市駒生1丁目1-6
企画主旨
臨床発達心理士は、発達心理学をベースにし発達的観点をもって人の生涯発達に関する臨床に携わり、人の健やかな育ちを支援する専門家たることを目指しています。
日本臨床発達心理士会栃木支部が結成されて10年が過ぎました。今回はそれを記念して、知能検査WISC-Ⅳの開発に携わり、WISC-Ⅳの結果解釈やその解釈を活用した発達支援についての第一人者である元筑波大学教授の大六一志先生にお越しいただき、午前と午後で6時間の研修を企画いたしました。
一日をとおして、WISC-Ⅳの検査結果を読み取るために必要な事項についての基本的な理解を深めながら、発達的観点に立って、WISC-Ⅳの結果を活用して子どもの特徴を十分理解しながら支援に携わるにはどうすればよいかを考えます。
講師
大六一志先生(元筑波大学教授)
博士(心理学)。臨床心理士。臨床発達心理士。特別支援教育スーパーバイザー。東京大学大学院人文科学研究科博士課程心理学専攻修了。東京大学大学院助手、武蔵野女子大学人間関係学部専任講師、助教授、筑波大学講師、准教授、教授を経て、2016年3月退職。WISC-IV、WAIS-Ⅲ、WAIS-IV、WPPSI-Ⅲでは日本版刊行委員を務める。各地で健診委員、巡回相談員、特別支援教育アドバイザー、顧問等、多方面で活動中。著書・論文多数。
申込方法
「H28年度栃木支部3月研修会参加希望」と記し、E-mailまたはFAXでお申し込みください。
E-mail:jacdptochigi@yahoo.co.jp
FAX:0282-22-5743
その他
(1)電話による問い合わせが必要な場合は、事務局:國學院大學栃木短期大学心理学研究室佐藤宛(0282-22-5511)まで、お願いいたします。
(2)運営側で昼食の手配当はしませんが、昼食の会場への持ち込みは可能です。
(3)臨床発達心理士の方は、IDカードと資格更新研修会記録ノートを必ずご持参ください。