子ども病院における親子への支援~アセスメントを支援にどのように繋げるか~
主催・共催
日本臨床発達心理士会 大阪・和歌山支部 主催
日程とプログラム
2017年6月25日(日)
10:00 受付開始
10:30 講義〔大阪府立母子保健総合医療技術部セラピスト部門心理士、山本悦代〕
12:00 終了
ポイント数
0.5ポイント
会場情報
和歌山県立情報交流センターBig・U 研修室1
住所:和歌山県田辺市新庄町3353-9
アクセス:JR白浜駅下車➡タクシーにて5分
研修要旨
当センターの子どものこころの診療科では、①発達や発達障がいに関する問題、②心身症や不安症状など心理的な要因が関係していると思われる問題、③病気の子どもの情緒と発達、④育児不安や虐待など親子の関係性の問題、を4つの柱として診療しています。私達心理士は、児童精神科医とのチーム医療の中で、子ども、家族、そして両者の関係をアセスメントし、必要な場合は他の職種を含めてのカンファレンスで、支援のあり方を検討しています。
医師と心理士では、心理面についてのアプローチが違うところもあります。違うからこそ、より多面的な子どもの評価が可能です。また、病気の子どもの場合、体調によっては標準化された検査(フォーマルアセスメント)に耐えることができない時もあり、日常場面からのアセスメント(インフォーマルアセスメント)が重要になります。フォーマルアセスメント以外の様々な情報や行動観察から、子どもや家族の今の課題や問題点が把握でき、支援の糸口をつかめることもあります。
当日は、診療の流れをお示ししながら、アセスメントの実際を紹介し、アセスメントを支援にどのように活かし、繋げているかをお話ししたいと思います。
参加費
500円
問い合わせ先
morishita@shinai-u.ac.jp